2018年02月13日
エーザイ、抗がん剤「レンバチニブ」第3相好結果
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:エーザイ

エーザイは10日、自社創製の抗がん剤レンバチニブメシル酸塩(一般名:レンバチニブ)について、肝細胞がんを対象とした臨床第3相試験結果が世界的な医学雑誌「The Lancet」電子版に掲載されたと発表した。

筆頭著者は近畿大学医学部主任教授の工藤正俊氏。全身化学療法歴のない切除不能な肝細胞がんの患者を対象とした、レンバチニブと標準治療薬であるソラフェニブとの、有効性および安全性を比較する多施設共同、非盲検、無作為化グローバル臨床第3相試験を行った結果、ソラフェニブに対して統計学的な非劣性を証明し、主要評価項目を達成した。副次評価項目でも統計学的に有意かつ臨床的に意義のある改善を示したと報告された。


ニュースリリース
http://www.eisai.co.jp/news/news201812pdf.pdf