2018年02月13日 |
京大など、自動車排ガス触媒の酸化還元解明 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:京都大学 |
京都大学の田中庸裕・学際融合教育研究推進センター触媒・電池元素戦略ユニット長(工学研究科教授)らの研究グループは13日、東京大学をはじめとする国内8の大学・研究機関と共同で、貴金属成分の酸化還元挙動を解明したと発表した。実排ガスに近い環境で基本的な挙動を初めて明らかにした。 田中教授らは「今後は同手法を応用してその浄化性能向上の要因を明らかにし、高性能な自動車排ガス浄化触媒の設計指針を提案していきたい」としている。 今後の自動車排ガス浄化触媒の耐久性向上などにつながるとして期待される。 同成果は昨年12月11日に米国化学会誌「Journal of the American Chemical Society」オンライン版に掲載された。 ニュースリリース http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research/research_results/2017/171211_3.html |