2018年02月14日 |
クラレ・新中計、20年度営業益 900億円めざす |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:クラレ |
クラレは14日、2018~20年度の3カ年中計「PROUD 2020」をスタートさせたと発表した。2026年の創立100周年に向けた長期ビジョン達成のための実行計画と位置づけ(1)競争優位の追求(2)新たな事業領域の拡大(3)グループ総合力強化(4)環境への貢献ーをテーマに経営戦略を掲げた。「IoTを活用した生産・業務プロセスの革新」「独自技術と外部技術の取り込みによる新事業創出」「M&A・アライアンスによる新領域の獲得」など、収益力拡大に積極的に取り組む。 2020年度の数値目標は、◇売上高 :6,500億円(17年度 5,184億円)◇営業利益 :900億円(751億円)◇営業利益率:14%(14%)◇当期純利益 :620億円(536億円)。 セグメント別の主な戦略として、ビニルアセテートは「新市場の開拓と高付加価値化」、イソプレンは「タイ新プラントの稼働と新用途創出」、機能性材料は「買収が決ったカルゴン・カーボン社とのシナジー発現」、繊維セグメントは「高付加価値製品の拡大」などをそれぞれ掲げた。2020年度目標である営業利益900億円のセグメント別内訳(単位:億円)は、ビニルアセテート670(17年度613)、イソプレン100(84)、機能材料80(63)、繊維85(72)、トレーディング50(39)、その他45(33)、全社・消去△130(153)としてる。 ニュースリリース 中期経営計画「PROUD 2020」について http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1518584494.pdf |