2018年02月15日 |
帝人、耐ガソリン性バイオプラ・フィルム開発 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:帝人 |
帝人は14日、独自のポリマー改質技術と製膜技術によって、耐ガソリン性と成形性を両立したバイオプラスチック「PLANEXT」製フィルムを開発したと発表した。 加工メーカーの特殊金属蒸着技術を付加することでクロムメッキに代わる金属メッキ代替フィルムの生産が可能となる。このほどホンダロック(本社:宮崎県宮崎市、茂櫛敏幸社長)のスマートエントリーシステム用のドアハンドルに採用された。帝人は今後、ドアハンドル以外の自動車部品にも積極的に用途展開し、拡販していく方針だ。 <特徴> (1)優れた耐ガソリン性 :セルフ式ガソリンスタンドなどでの使用に適している。 (2)優れた成形性 :耐熱性と製膜条件を最適化し複雑な形状の成形を可能にした。 (3)優れた耐候性 :UVカット機能を付与し紫外線による基材の変色を防止した。 同社は2月14日~16日に東京ビッグサイトで開催される「3次元表面加飾技術展」に出展する。 (2)帝人はこのフィルムを、ドアハンドル以外の自動車部品にも積極的に用途展開し、拡販を図っていきます。 ニュースリリース https://www.teijin.co.jp/news/2018/jbd180214_03.pdf |