2018年02月15日 |
三井化学アグロ、新規殺菌剤でByerとグローバル提携 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:三井化学ファブロ |
三井化学アグロは15日、同社が発明した新規殺菌剤「キノフメリン」をグローバル展開するためドイツ・Bayer(バイエル社)と開発・マーケティングに関するライセンス契約を締結したと発表した。 三井化学アグロは日本・アジア地域、Bayerは欧米を中心とした地域でそれぞれ独占的実施権を持つ。また、南米地域などは両社が独自に製剤を開発し、マーケティングする。両社は今後、製剤開発を共同推進し全世界の生産者に向けて新たな病害防除ソリューションを提供していく方針だ。 「キノフメリン」は、三井化学アグロが開発した、全く新しい作用性を持つ殺菌剤で、果樹類、果菜類、ナタネ、水稲などに発生しやすい黒星病や灰色かび病、いもち病、炭疽病などの病害防除に優れた効果がある。既存剤の耐性菌にも効果が認められるところから、今後、農業生産に新たなソリューションが提供できるとしている。 ニュースリリース 三井化学アグロと Bayer が新規殺菌剤のグローバルライセンス契約を締結 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1518677080.pdf Mitsui Chemicals Agro and Bayer sign licence agreement for novel fungicide http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1518677080.pdf |