2018年02月26日
BASF調査「世界の自動車カラー」ホワイト 断トツ
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:BASF

BASFが発表した17年の「自動車OEM塗料カラーレポート」によると、自動車市場の世界的なカラートレンドは、やはり「ホワイト」が世界シェアの40%を占め、あらゆる車種で強固なポジションを維持していることが分かった。ブラック、グレー、シルバーとともに無彩色の人気は変わらず。小型の車になるほどカラーが鮮やかになる傾向がみられる。

売上が好調で、モデル数も豊富なSUV車は、ホワイトとブラックの両方に人気があるが、レッドやブルーのほか最近はブラウンが非常に伸びており、今後も成長が予測される。
欧州は全車種の78%をホワイト、ブラック、グレーまたはシルバーグレーが占めていた。グレーは19%とブラックと並ぶ人気色となっている。北米では、新たな顔料技術によってキラキラと輝く特殊効果の需要が伸びている。それによってホワイト、ブラック、シルバー/グレーにさらに豊富なバリエーションをもたらしている。成長分野である電気自動車でも無彩色が好まれている。
アジア太平洋地域ではホワイトが49%と最も好まれている。特にパールホワイトと、ブラウンが受け入れられている。有彩色の中では明るいレッドに非常な人気がある。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1519360916.pdf