2018年02月26日 |
国際帝石、アブダビ沖油田の権益取得 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:国際石油開発帝石 |
経産省は26日、国際石油開発帝石(INPEX)が子会社を通じてアブダビ首長国沖合の下部ザクム油田に10%の権益比率で2058年3月まで40年間の利権を取得する契約をアブダビ最高石油評議会および同国国営石油会社(ADNOC)と締結したと発表した。 また、ADNOCと原油生産事業を実施中の同国沖合サター油田およびウムアダルク油田の権益期限延長に伴い同油田の権益28%を追加取得し、40%の権益比率で権益期限を2043年3月まで25年間延長することでも合意し、アブダビ両者と契約締結した。 下部ザクム油田は1963年にアブダビ市北西約80㎞の沖合で発見され、67年に生産開始した。日量約45万バレルの原油生産を目標とする同国沖合のADMA鉱区最大の油田。また、ウムアダルク油田は1969年に北西約25㎞の沖合で発見され生産開始は85年。サター油田は1975年に北西約200㎞の沖合で発見され87年に生産開始した。両油田合わせて日量4.5バレルへの生産能力増強に向け開発・生産作業中である。 ニュースリリース http://www.inpex.co.jp/news/pdf/2018/20180226.pdf |