2018年02月28日
経産省 1月鉱工業生産6.6%減、全業種前月割れ
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:経済産業省

経済産業省が28日発表した1月の鉱工業生産指数速報値(2010年=100、季節調整済み)は、生産が前月比6.6%低下の99.5、出荷5.6%低下の98.53だった。生産の低下は昨年8月以来4カ月ぶり、出荷の低下は同9月以来3カ月ぶり。在庫は0.6%低下の108.8となった。

製造工業生産予測調査によると、2月は前月比9.0%の上昇、3月は▲2.7%の低下だった。基調判断は前月の「生産は持ち直している」から「生産は緩やかにもち直している」に修正した。

1月に生産が前月比上昇した業種はなく15業種全てで生産が前月を下回った。

化学工業(除、医薬品)は、生産指数が前月比1.3%低下の103.9、出荷は2.8%低下の99.7だった。在庫は0.3%上昇し108.1となった。生産は4カ月連続の前月比マイナス。出荷は2カ月連続のマイナス。

プラスチック製品工業は、生産が前月比1.6%低下の101.5、出荷は3.2%低下の98.6だった。在庫は0.1%低下の113.8となった。生産の前月割れは2カ月ぶり、出荷のマイナスは7月以来6カ月ぶり。