2018年02月28日
富士フィルム、バイオ・先端研究強化へ 2センター
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:富士フイルム

富士フィルムは28日、成長領域での生産プロセス技術の更なる強化と、応用展開の加速、新事業創出を支えるなどを目的とした2つの開発センターを3月1日付で設立すると発表した。

■バイオサイエンス&テクノロジー開発センター (神奈川県開成町・先進研究所内)
 バイオ医療の研究開発を促進するため、基礎研究から生産プロセス開発までを一貫して行う。基礎研究段階から細胞にあわせた培養プロセスを開発して量産化までつなげるなど、バイオ医薬品や再生医療分野でスピーディ・効率的な研究開発を実現する。

■精密プロセス技術センター (神奈川県足柄市・神奈川工場足柄サイト内)
 将来のモノづくりの基盤となる革新的な生産プロセス技術や、新規事業創出を支える生産プロセス技術などを開発。機能性素材を精緻に反応させ、構造化・高機能化させる技術や、多層コーティングする多層精密塗布技術など、さらに技術を進化させ、グループのものづくり力の更なる強化を図る。
 

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1519792495.pdf