2018年03月05日
三菱ケミ、タイに共押出多層フィルム工場新設
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:三菱ケミカル

三菱ケミカルは5日、経済成長の著しいASEAN地域に需要の好調な共押出多層フィルム「ダイアミロン」(商品名)の製造拠点設置を決めたと発表した。タイ・ラヨーン県アマタシティ工業団地内に十数億円を投じて建設する。設備規模などは非開示。2020年4月商業生産開始の予定。

「ダイアミロン」は、1枚のフィルムにガスバリア性や耐熱性などさまざまな機能を合わせ持たせた高機能フィルムで、ハム・ソーセージなどの食品包装(深絞り包装)や輸血バッグなどの医療分野向けを中心に需要が伸びている。国内では2014年、浅井工場(滋賀県長浜市)に新生産ラインを完成したが、東南アジア地域での市場開拓が順調に進んでいることから、タイに海外第1号となる製造拠点を設置することにした。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1520224824.pdf


関連記事 :2014年9月3日付
http://www.chem-t.com/cgi-bin/passFile/NCODE/40818