2018年03月07日
クラレ、タイでブタジエン誘導品合弁事業化
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:クラレ

クラレは7日、ブタジエン誘導品事業でタイに進出するため、現地のPTTグローバルケミカル社、住友商事と合弁で新会社を設立し、申請手続きを開始すると発表した。

タイ・ラヨン県マプタプット石油化学コンプレックス内のヘマラ イースタン工業団地を候補地とし、高耐熱ポリアミド樹脂PA9T、水素添加スチレン系熱可塑性エラストマーの事業化について2016年9月からFS作業を進めてきた。その結果、有望と判断されたため、独禁政策当局に合弁事業化計画を申請することにし、合弁契約を締結することを決めた。

合弁会社の社名や資本金、具体的な事業計画などは今後詰めるが、3社の出資比率はクラレ53.3%、PTTグローバルケミカル33.4%、住友商事13.3%とすることで一致した。


ニュースリリース
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1520409364.pdf