2018年03月09日 |
「大学発ベンチャー調査結果」首位・東大 245社 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経済産業省は9日、“イノベーションの担い手”として期待される「大学発ベンチャー」の設立件数が、2017年度には2,093社となり、前年の1,846社から年間で247社増加したとする2017年度調査結果を発表した。 大学別会社数ランキングは(1)東京大学 245(2)京都大学 140(3)筑波大学 98(4)大阪大学93(5)九州大学 81(6)早稲田大学 74(7)名古屋大学 69(8)東北大学 56(9)東京工業大学 53(10)デジタルハリウッド大学 52の順。名古屋大学が前年の38社(12位)から大きく順位を上げた。 業種では「バイオ・ヘルスケア・医療機器」が659社と最も多く、次いで「IT(アプリケーション、ソフトウエア)」(614)、「ものづくり(ITハードウエアを除く)」(417)、「環境テクノロジー・エネルギー」(226)、「化学・素材等」(209)の順に多かった。 同省では、今回の調査結果を基に大学発ベンチャー・データベースを構築し同日から運用開始した。ベンチャー各社の基本情報や関連特許、人材、資金等の情報を紹介することで事業者とのマッチング促進につなげる方針だ。 |