2018年03月09日 |
BASF、バイエルの農業事業買収交渉 大詰め |
【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:BASF |
BASFジャパンは9日、バイエルの野菜種子事業の買収について、両社は最終的な合意に向けて独占的協議に入ったと発表した。バイエルはモンサント買収計画の一環として、野菜種子事業の売却を検討しており、2017年10月にバイエルの大部分の種子事業および非選択性除草剤事業のBASFが買収することで合意した。買収金額は59億ユーロだが、取引段階で調整の可能性はある。 買収対象となるのは、バイエルのグルホシネート・アンモニウムを用いた非選択性除草剤のグローバル事業と、北米で販売されているLibertyLink技術で開発したキャノーラ交配種、主に欧州で販売されている菜種、南北アメリカ・欧州で販売されている綿花、南北アメリカで販売されている大豆など主要な作物が含まれている。 BASFにとって今回の買収は、農薬事業の拡充と、種子事業への主要市場参入につながる。 ニュースリリース http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1520576054.pdf |