2018年03月12日 |
富山化学、マダニ媒介性感染症抗ウイルス剤第3相試験 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:富山化学 |
富士フィルムは12日、グループの富山化学(本社:東京都新宿区、岡田淳二社長)が、マダニ媒介性感染症の重症熱性血小板減少症候群(SFTS)を対象とした抗ウイルス薬「ファビピラビル」の国内臨床第3相試験の患者登録を開始したと発表した。 同剤は、既に抗インフルエンザウイルス薬「アビガン錠」として製造販売承認を取得しており、ウイルスの RNAポリメラーゼを選択的に阻害することでウイルスの増殖を防ぐメカニズムを有している。この特徴をインフルエンザウイルス以外のウイルス感染症分野に応用する。すでに国立感染症研究所や愛媛大学、長崎大学、などで有効な治療法につながる知見が得られ他ことが報告されている。 ニュースリリース http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1520820791.pdf |