2018年03月15日 |
2月のPS生産 前年比割れ、SMは好調続く |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:日本スチレン工業会 |
日本スチレン工業会が15日発表した2月の生産・出荷実績によると、PSは生産が2カ月連続の前年比マイナス、SMは生産が好調で昨年7月以来の連続前年比プラスをさらに延長した。SMは内需、輸出ともにプラスだった。 <ポリスチレン(PS)> 2月の生産は56.5千トンで前年比▲4%だった。国内出荷は50.6千トンで前年比▲14%と2カ月連続のマイナスとなった。工業用、包装用、FS用など全用途とも振るわなかった。輸出は2.3千トンで同▲6%だった。 <スチレンモノマー(SM)> 2月の生産は172.6千トンで前年比5%増と高水準稼働が続く。1社1系列で定修があった。 国内出荷は119.6千トンで同5%の増加。主力のPSやABSがけん引した。輸出は52.4千トンで前年比6%増と堅調だった。 ニュースリリース 2018年2月のPS、SM生産出荷実績 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1521082849.pdf |