2018年03月19日
宇部マテリアルズ、タイに樹脂添加剤工場建設
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:宇部マテリアルズ

宇部興産グループの宇部マテリアルズ(本社:宇部市、市川正隆社長)は19日、タイ・ラヨーン県に、自動車用樹脂の添加剤である塩基性硫酸マグネシウム「モスハイジ」の製造工場建設を決めたと発表した。
年産1500トンの工場を宇部グループ拠点である UBE Chemicals(Asia)社の工場敷地内に建設する。
2018年4月に着工し、19年8月完工の予定。現在、宇部工場に持つ年産3,000トンと合わせ、4,500トン/年となる。
「モスハイジ」は自動車用ポリプロピレンの添加剤として使用される。少量で高い剛性が得られるなどの特徴を有する。自動車車体の軽量化に伴い、添加剤の需要も増えており、今後更なる伸長が見込まれるところからグローバル展開を決めた。アジア各地の樹脂コンパウンドメーカー向けに販売供給する。


ニュースリリース
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1521430506.pdf