2018年03月27日 |
クレハ、いわき事業所でPPS樹脂設備 大幅増強 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:クレハ |
クレハは27日、PPS(ポリフェニレンサルファイド)樹脂の需要増大に対応するため、約100億円を投じて、いわき事業所(福島県いわき市)の製造設備を増強すると発表した。新たに年産5000トン設備を建設する。現有1万700トン設備と合わせて1万5700トン能力となる。2020年9月に完成、21年2月から稼働開始の予定。 PPS樹脂は、耐熱性や加工性に優れ、軽量化や電装化ニーズが高まる自動車部品用途を中心に需要が好調。現有設備はフル稼働状態が続いている。今後も引き続き拡大が見込まれるため、現有設備に隣接して増強プラントを建設することにした。 今回の増強では「津波・原子力災害被災地域雇用創出企業立地補助金(7次公募)」の交付を受ける予定だ。 ニュースリリース http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1522144967.pdf |