2018年03月28日
石油資源開発、相馬LNG基地が操業開始
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:石油資源開発

石油資源開発(JAPEX)は28日、国内天然ガス供給の重要拠点の一つとなる「相馬LNG基地」(福島県相馬郡新地町)が同日から操業開始したと発表した。相馬港に面する4号埠頭約20ヘクタールの敷地内に、国内最大級となる23万キロリットルの地上式天然ガス貯蔵タンク1基のほか、LNG気化設備、タンクローリー出荷設備、LNGの内航船・外航船バースなどを整えた。
気化設備は送出能力7.0メガパスカル。海外から調達したLNGを受け入れ、気化した天然ガスを相馬・岩沼間パイプラインを経て東北地方各地のパイプライン網へ送出する。内航船により同社の北海道・勇払LNG受入基地への供給も準備する。同基地の完成で、天然ガス一貫操業体制(ガスインテグレーション)が拡充し、供給力が強化された。


ニュースリリース
https://www.japex.co.jp/newsrelease/pdfdocs/JAPEX20180328_SomaLNGTerminal_Commencement_j.pdf