2018年03月28日
出光興産・新中計「20年度純利益1300億円」目指す
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:出光興産

出光興産は28日、第5次中期経営計画(2018~20年度)を策定したと発表した。この中で、事業戦略として「昭和シェル石油とのアライアンスシナジーの発現と経営統合実現」を第一に掲げ、国内SS網の価値向上、燃料油販売の海外比率拡大(50%)、低炭素ソリューションの推進、海外生産拠点の拡充などに注力するとした。
2050年を見据えた取り組みとして「全固体リチウムイオン電池素材の開発」と「次世代素材開発に向けた研究体制強化」を2本柱に据えた。
2020年度の数値目標は、売上高4兆円(17年度見通し:3.65兆円)、営業利益2,030億円(2,030億円)、当期純利益1,300億円(1,200億円)、ネットD/Eレシオ0.7以下(0.95)をめさす。総投資額は3,900億円の見込み。

また、2030年の経営ビジョンとして「燃料油・資源事業」の構造改革と「成長市場・新規事業」の拡大を両輪として事業ポートフォリオを変革し、営業利益2,500億円(17年度2,030億円)を掲げた。

ニュースリリース
http://www.idemitsu.co.jp/company/news/2017/180328_2.pdf