2018年03月30日
経産省 2月鉱工業生産、化学5カ月ぶりプラス
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:経済産業省

経済産業省が30日発表した2月の鉱工業生産指数速報値(2010年=100、季節調整済み)は、生産が前月比4.1%上昇の103.4、出荷は2.2%上昇の100.4と、ともに2カ月ぶりのプラスとなった。
製造工業生産予測調査によると、3月は前月比0.9%の上昇、4月は同5.2%の上昇で、基調判断は前月の「生産は緩やかなもち直し」を据え置いた。

2月に生産が前月比上昇した業種は15業種のうち輸送機械、電気機械、化学、プラスチック製品工業など11業種、低下したのは石油・石炭製品、繊維工業など3業種、横ばいがパルプ・紙の1業種だった。

化学工業(除、医薬品)は、生産指数が前月比1.3%上昇の105.2、出荷は0.5%上昇の97.2だった。在庫は0.1%上昇の108.2となった。生産は昨年9月以来5カ月ぶり、出荷は11月以来3カ月ぶりのプラス。

また、プラスチック製品工業は、生産が前月比1.0%上昇の100.9、出荷は2.6%上昇の98.8だった。在庫は0.6%上昇の114.9となった。生産、出荷ともは2カ月ぶりのプラスとなった。