2018年04月03日 |
東洋紡と長瀬産業、ポリイミドフィルム合弁事業化 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:東洋紡、長瀬産業 |
東洋紡と長瀬産業の両社は2日、東洋紡が開発した高耐熱性ポリイミドフィルム「ゼノマックス」を合弁事業化するため新会社「ゼノマックスジャパン」を設立したと発表した。 従来のポリイミドフィルムでは不可能だった400~500℃の高温化で加工が必要な薄膜トランジスタ(THT)回路基板に使用できる。薄い、軽い、割れない、曲がるなどの特性を持ったフレキシブルディスプレイを実現する。 新会社は4月2日の設立。福井県敦賀市の東洋紡敦賀事業所内に本社を置き、代表者は中村英弘氏。資本金34億円で、東洋紡66.6%、長瀬33.4%。従業員約40名。約30億円を投じて同地に鉄骨2階建(一部5階)延床面積4,300m2の工場を建設する。操業開始は2018年10月の予定。 |