2018年04月06日 |
第一三共、米ダーウィンヘルスとがん標的で提携 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:第一三共 |
第一三共は5日、米国ダーウィンヘルス社(DarwinHealth, Inc.)と、ダーウィンヘルスが保有するバイオインフォマティクス技術を用いて新規がん標的獲得のための共同研究契約を締結したと発表した。 ダーウィンヘルスは2015年、米国コロンビア大学のアンドレア・カリファーノ博士の研究室が開発した技術に基づいて設立されたベンチャー企業。膨大な患者由来のがん細胞遺伝子発現情報から独自で開発した解析手法を用いてがん細胞の生存や異常増殖のシグナルの主要制御因子を見出してきた。独自のバイオインフォマティクス技術を有し、新規がん標的やバイオマーカーの探索、特定薬剤の適応がん種を見出してきた。 同契約により、両社は今後特定のがん種について標的候補の探索・評価・検証を実施する。第一三共はダーウィンヘルスに対し契約一時金、各種マイルストンおよび販売ロイヤルティを支払う。 ニュースリリース https://www.daiichisankyo.co.jp/news/detail/006834/180301_820_J.pdf |