2018年04月09日
タカラバイオ、大塚製薬と遺伝子薬 独占販売権契約
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:タカラバイオ

タカラバイオは9日、大塚製薬(本社:東京都千代田区、樋口達夫社長)と、現在開発中の急性リンパ芽球性白血病遺伝子治療薬について共同開発・独占販売契約を同日締結したと発表した。

対象となる治療薬は「NY-ESO-1-siTDR」および「CD19-CAR」と呼ばれる遺伝子治療薬で、タカラバイオは両治療薬の製法検討、試験製剤の製造、品質管理、大塚製薬は両治療薬の治験、臨床試験、製造販売の承認申請・取得、安全性情報の収集等を行う。国内での両治療薬の製造はタカラバイオ、販売は大塚製薬がそれぞれ独占的に行う。

タカラバイオは大塚製薬から契約一時金及び開発の進捗に応じたマイルストン、また売上高に応じたランニングロイヤリティを受け取る。受領額の合計は最大で約63億円となる。


ニュースリリース
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1523260920.pdf