2018年04月13日 |
NEDO「水素還元製鉄」委託先に神戸鋼など5社 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:NEDO |
NEDOは13日、先に公募した「環境調和型製鉄プロセス技術開発/水素還元活用製鉄プロセス技術開発(フェーズ2・ステップ1)」委託先を神戸製鋼所、JFEスチール、新日鉄住金、新日鉄住金エンジニアリング、日新製鉄の5社に決めたと発表した。 コークス製造時に発生する高温のコークス炉ガス(COG)に含まれる水素を増幅し、コークスの一部代替にその水素を用いて鉄鉱石を還元する技術を開発する。また、高炉ガス(BFG)からCO2を分離するため、製鉄所内の未利用排熱を活用した革新的なCO2分離回収技術を開発する。これらの技術開発により、CO2排出量の約3割削減を目標に、低炭素社会を目指す。「フェーズ2・ステップ1」の実証期間は2018~22年度の5年間。 |