2018年04月13日
3月の可塑剤生産 前年比割れ、輸入品影響も
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:可塑剤工業会

可塑剤工業会が発表した3月の需給実績によると、生産はDOP、DINPとも前年同月を下回った。業界では輸入品の影響ではないかとみている、可塑剤の輸入は1月にはほとんどなかったが、2月には韓国からDOPが約2,000トン、中国からはDINPが約1,500トン入った。また、値上げ前の仮需の反動との見方も出ている。

<3月の可塑剤需給実績>単位:トン( )前年比%

■生産
(フタル酸系)
◇合計    18,083 (82.3)
・DOP    8,552(82.1)
・DBP      41(60.3)
・DIDP      0(ー)
・DINP    8,529(98.5)
・その他    961(67.9)
(アジピン酸系)
◇生産計   1,565 (93.6)

■出荷(国内+輸出)
(フタル酸系)
◇合計    19,051 (92.3)
・DOP     9,175(82.3)
・DBP       60(80.0)
・DIDP     318(117.3)
・DINP    8,464(102.0)
・その他   1,034(124.4)
(アジピン酸系)
◇出荷計   1,297 (80.7)