2018年04月20日 |
トヨタとシェル、米国に大型水素ステーション建設 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:トヨタ自動車 |
トヨタ自動車は20日、北米事業を統括する Toyota Motor North America(TMNA)が、米国シェルのエネルギー事業会社「Equilon Enterprises LLC」(シェル)と協力して、世界最大級の貨物輸送拠点である米国カリフォルニア州ロングビーチ港に、燃料電池(FC)トラック向けの大型水素ステーションを建設すると発表した。 同計画は、同州カリフォルニアエネルギー委員会(CEC)から、港湾・倉庫・配送拠点における水素・充電インフラ整備支援事業として800万米ドルの補助金候補に選ばれている。正式承認され次第、シェルは同港湾内にあるトヨタの物流拠点に、水素ステーションを建設し、シェルのステーションとして運営する。トヨタは自社のFC大型商用トラックなどの燃料充填に利用する。トヨタは、FuelCell Energy 社とともに建設中の発電施設「Tri-Gen」でバイオマスから製造した水素を同ステーションに供給する。 関連ファイル :「Tri-Gen」建設について(2017年11月30日HP) https://newsroom.toyota.co.jp/jp/corporate/20130773.html トヨタとシェルの両社はともに2017年1月に発足した Hydrogen Council(水素協議会)のメンバーで、昨年9月には、Hondaとともにカリフォルニア州北部における水素ステーション 7カ所の新設を発表するなど、米国を中心に、水素インフラの構築で連携を進めてきた。 ニュースリリース https://newsroom.toyota.co.jp/jp/corporate/22240639.html |