2018年04月23日
住商、マレーシア社と浮体式石油・ガス事業
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:住友商事

住友商事はマレーシアの大手コントラクター、Yinson Holdings Berhad(インソン社)と、浮体式石油・ガス生産貯蔵積出設備(FPSO)および貯蔵積出設備(FSO)の保有・傭船事業で長期協力に関する覚書を締結した。20日発表した。

 FPSO/FSOは、大水深での石油・ガス生産の主要インフラとして、引き続き需要拡大が見込まれている。
住友商事は昨年、インソン社が運営するFPSO保有会社(Yinson Production(West Africa)Pte Ltd)に対して26%の出資を決め、株式譲渡契約を締結した。ガーナ沖南西約60㎞に位置する鉱区で原油生産を開始しており、今年央にはガーナ国内向けに天然ガス供給を開始する。住商はインソン社とのパートナーシップにより、引き続き洋上エネルギー・インフラ事業の運営・拡大に取り組んでいく方針だ。