2018年04月23日 |
日化協LRI、18年度新規採択課題 3件決る |
【カテゴリー】:環境/安全 【関連企業・団体】:日本化学工業協会 |
日本化学工業協会は23日、LRIによる2018年度新規委託研究課題3件を決めたと発表した。応募15件の中から選び採択した。LRI委託研究課題は前年度からの継続課題9件と合わせ12件となる。委託研究は6月から開始する。 <採択された2018年度委託研究課題> ◇指定テーマ :毒性メカニズムを考慮した毒性予測手法 (採択)「再構築皮膚モデルを用いた in vitro 皮膚感作性試験法 EpiSensAのバリデーション研究」 ・代表研究者: 宮澤正明(花王 安全性研究所 主任研究員) ◇指定テーマ :予測無影響濃度(PNEC)を導出するための新たな方法論の確立 (採択)「PNEC導出における種の感受性分布の役割とそ簡易推定方法の探索」 ・代表研究者 :加茂将史(産業技術総合研究所 安全科学研究部門主任研究員) ◇指定テーマ :微小粒子に吸着した化学物質の環境生物へのばく露またはリスクの評価 (採択)「マイクロプラスチックの存在下、非存在下における魚類への生物蓄積と生物間濃縮に関する研究」 代表研究者:鑪迫典久(たたらざこ・のりひさ=愛媛大学大学院 農学研究科 教授) <用語の解説> ■LRIとは :Long-range Research Initiativeの略 化学物質が人の健康や環境に及ぼす影響に関する研究の長期的支援活動のこと。現在、日化協など日米欧三極の化学工業団体の協力の下で進められている。 ニュースリリース http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1524464506.pdf |