2018年04月25日 |
大日住友薬、マラリア治療薬開発へ MMVと共同研究 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:大日本住友製薬 |
大日本住友製薬は25日、マラリア治療薬の開発に向けて、Medicines for Malaria Venture(スイス・ジュネーブ、MMV)と共同研究の実施に関する契約を締結したと発表した。 同社が2015年からMMVと進めてきた「マラリアに対する化合物スクリーニングプログラム」を進展させたもので、同社が所有する化合物ライブラリーから見出された化合物(ヒット化合物)をもとに、マラリアの治療薬候補化合物(リード化合物)を同定する。 公益社団法人グローバルヘルス技術振興基金(Global Health Innovative Technology Fund:GHITFund)の助成案件に選定された。 マラリアは世界保健機関によると2016年にはアフリカ諸国を中心とした91の国・地域で2億人以上が罹患し、約45万人死亡し、大部分は5歳以下の子ども達と報告されている。 同社はマラリアの新規治療薬候補化合物を1年以内に特定することを目指す。 ニュースリリース http://www.ds-pharma.co.jp/ir/news/pdf/ne180425.pdf |