2018年04月27日 |
3月の石油統計、ナフサの輸入増える・資エ庁 |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:資源エネルギー庁 |
資源エネルギー庁が27日発表した3月の石油統計速報によると、原油の輸入量は1,586万Klで、前年同月比100.5%と4カ月ぶりに前年を上回った。 原油輸入量を多い順にみると、 (1)サウジアラビア 634万kl(前年同月比95.7%) (2)アラブ首長国連邦 413万kl(同111.7%) (3)カタール 151万kl(同110.9%) (4)クウェート 98万kl(同93.9%) (5)イラン 97万Kl(同87.6%)だった。 同月の中東依存度は91.3%で、前年同月に比べて0.7ポイント増と、8カ月連続で前年を上回った。 燃料油の生産は1,535万klで前年同月比98.1%と4カ月連続で前年を下回った。国内販売は1,511万klで同94.9%と前年を下回った。油種別に見ると、軽油およびB・C重油は前年同月を上回ったが、ガソリン、ナフサ、ジェット燃料油、灯油およびA重油は下回った。 <3月のナフサ需給概要> 単位:KL ( )前年同月比% ・月初在庫 1,209,479 ・生産 1,630,960(93.7) ・輸入 2,400,237(106.3) ・販売 3,493,389(89.2) ・輸出 ー(ー) ・月末在庫 1,673,053(118.8) |