2018年05月09日 |
BASF「スチール・ポリアミド融合」新素材開発 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:BASF |
BASFジャパンは9日、韓国のホイールベアリング・メーカー、ILJINと共同で、スチールとポリアミド樹脂を融合させた、世界初となるEV(電気自動車)用ハイブリッド・サスペンションアームを開発したと発表した。 同社のUltramid(ウルトラミッド=ガラス繊維強化グレード)を使用し、スチールスタンピングで製造された従来製品比15%の軽量化を実現した。 コントロールアームとボールジョイントの組み合わせは、車のサスペンションシステムで重要な要素となる。ボールジョイントは、コントロールアームをステアリングナックルにつなぐ球状のベアリングで、ウルトラミッドで作られたボールジョイントは摩擦を大幅に低減し、ステアリング性能を向上させる。ダンピング性能も従来のメタル製アームと比べて優れており、より快適な乗り心地を実現した、としている。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1525842275.pdf |