2018年05月18日 |
日化協、次期会長に淡輪社長、副会長に森川社長ら |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:日本化学工業協会 |
日本化学工業協会は18日の理事会で石飛修会長(住友化学会長)の任期満了に伴う後任会長に、淡輪敏三井化学社長を選出した。24日開催の第27回定時総会にはかる。副会長に森川宏平昭和電工社長のほか交代する理事、監事も内定し次期執行体制案が整った。 石飛会長は同日の定例会見で「2年間の任期中は安全・環境・健康をターゲットに取り組んできた。一時残念な事故も業界内にあったが、原因の検証や対策は最大限できたと思う。AIやIoTなど新しい動きに十分対応できたか、社会貢献はどうかなどまだ課題は残る。海洋プラスチック処理問題も着手したばかりだ。だが全体的にはおおむね良好に任期を終えることができた」とほっとした表情を見せた。次期会長の淡輪氏には「欧米化学業界の経営統合の動きなどを見ていると日本はいいのかという不安はぬぐえない。化学業界が強い国際競争力を持てるようリードしてほしい」との期待を示した。 【日化協・新任役員候補】(敬称略) ◇会長 :淡輪 敏(三井化学社長) ◇副会長:森川宏平(昭和電工社長) ◇理事 :十倉雅和(住友化学社長) ◇理事 :横田 浩(トクヤマ社長) ◇理事 :五嶋祐治朗(日本触媒社長) ◇理事 :倉井敏麿(三菱ガス化学社長) (日化協事務局) ◇常務理事 :市村彰浩 ◇常務理事 :牧野英顕 ◇常務理事 :坂田信以 ◇監事 高村美己志(東亞合成社長) ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1526627206.pdf |