2018年05月18日 |
三菱ケミ、バイオエンプラ 新グレード開発 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:三菱ケミカル |
三菱ケミカルは18日、バイオエンプラ「DURABIO」について、耐薬品性や長期耐久性などの環境信頼性を大幅に向上させた新グレードを開発したと発表した。 「DURABIO」は、再生可能な植物由来原料のイソソルバイドを使用し、透明性などの光学特性をはじめ高い耐衝撃性・耐熱性・耐候性を有する。性能面だけでなく、発色性にも優れており、顔料を配合するだけで塗装品を超える「鏡面のような平滑感・深みのある色合い」を表現することができる。また、表面が硬く擦り傷が付きにくいという特長もあるため、近年では自動車の内外装部品を中心に採用が進んでいる。 今回開発した新グレードは、独自の樹脂改質技術を生かし、従来特性を維持したまま耐薬品性や長期耐久性を大幅向上させた。5月23~25日、パシフィコ横浜で開催の自動車技術展「人とくるまのテクノロジー展2018 横浜」に出展する。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1526627044.pdf |