2018年05月21日 |
理研に「次世代燃焼技術開発コンソーシアム」発足 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:理化学研究所 |
理化学研究所は21日、エンジンやボイラーなどに利用されている燃焼システムのさらなる効率化を図るため、産学官一体となった新組織「燃焼システム用次世代CAEコンソーシアム」を設立したと発表した。 スーパーコンピュータ「京」を使い、次世代燃焼システム確立をめざす。 5月18日計算科学研究センター(神戸市)で設立総会を開催し、役員や事業計画等を審議・承認した。 会長に黒瀬良一・京都大学大学工学研究科教授(理研計算科学研究センター客員研究員)、副会長に大島信行(北海道大学大学院工学研究科教授)、坪倉誠(理研計算科学研究センター 複雑現象統一的解決法チームリーダー) 内田正宏(IHI基盤技術研究所主任研究員)の3氏を選出した。 同コンソーシアムは今後、産業会員(11社)と大学・国立研究機関等会員(7機関)を母体に運営する。 燃焼技術に詳しい産業会員や専門知識を持つアカデミアが参加する以下の3つワーキンググループを設置する。 ◇課題検討ワーキンググループ(主査:黒瀬良一氏) ◇燃焼解析ワーキンググループ(主査: 渡辺裕章氏) ◇大規模化ワーキンググループ(主査:坪倉誠氏) |