2018年05月21日 |
経産省大臣懇談会「Connected Industries」開催 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経済産業省は21日、新たな付加価値の創出や社会課題を産業つながりで解決する「Connected Industries」を実現しようと、世耕経済産業大臣と産業界代表、有識者による懇談会を同省本館で開催した。 懇談会(バイオ・素材/プラント・インフラ保安)には小林喜光三菱ケミカルHD会長(経済同友会代表幹事)らが出席し、要旨以下の点につて報告と議論を行った。今後分科会を設けて具体的なアクションをまとめる。 【出席者】 石飛 修 住友化学会長/日本化学工業協会 会長 木村 康 JXTGホールディングス会長/石油連盟 会長 小林憲明 キリンホールディングス常務執行役員 小林喜光 三菱ケミカルホールディングス 会長/経済同友会 代表幹事 淡輪 敏 三井化学社長/石油化学工業協会 会長 西川 徹 Preferred Networks社長兼CEO 【主な論点】 <バイオ> ・生物機能の最適設計を行うための、ビッグデータ基盤の構築・AI技術開発 ・データ活用による革新的バイオ素材(ものづくり/食品)開発 ・バイオ生産プロセス・データ活用の双方に通じた人材の育成 <素材> ・製品・未活用技術データの共有プラットフォームの構築 ・AI活用型素材開発のための標準データフォーマット・AIツールの整備 ・ケミカル×デジタル人材の育成プログラムの構築 <プラント・インフラ保安分野> ・プラント設備の損傷・腐食等の予測モデルの開発とデータ共有の仕組みの構築 ・プラント保安分野に特化したデータ契約ガイドラインを使いデータの利用ルールを明確化 ・保安現場へのIoT導入・活用に必要な人材の育成プログラムを構築 ・電力保安分野におけるデータやドローン等の活用 |