2018年05月23日 | |
旭化成、走るコンセプトカー「AKXY」自動車展に展示 | |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:旭化成 |
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旭化成は23日、横浜パシフィコで同日開幕した「人とくるまのテクノロジー展2018横浜」に同社が開発したコンセプトカー「AKXY(アクシー)」を出展したと発表した。昨年5月に公開した同車をさらにリニューアルした。会場では走行映像も紹介した。 同社は自動車関連事業の展開を加速するため、グループの関連部材を搭載したコンセプトカー「AKXY」を開発した。同社グループが扱う主力製品や次世代部材・システムを27品目搭載し、これまでも多くの展示会を通じて、自動車メーカーや部品メーカーに対して自動車の安全性、快適性の向上、環境への貢献など多様なキーアイテムを提案してきた。 今回は、車体のさらなる軽量化・低燃費化、安全・快適性の向上を実現する構造材料やセンシング・サウンド技術など8製品を新たに追加搭載し、ボンネット内などもを見えるように改良した。 【旭化成の自動車関連部材と適用部位】 ◇連続繊維 : クラッシュボックス(従来のアルミ構造部材を樹脂で置き換え、軽量化) ◇高機能複合不織布「プレシゼ」 :モーター・インバーターカバー(吸音効果を持つ不織布。モーター/インバータが発する騒音を低減) ◇CNF(セルロースナノファイバー): フェンダー(左後輪側) (鋼板(鉄、アルミ)を代替、軽量化) ◇ポリアミド樹脂「レオナ」: モーターマウント(従来の金属/ゴム材を樹脂で実現し、軽量化に貢献) ◇ポリアミド樹脂「レオナ」: ラジエーターホース(薄肉で軽量の樹脂パイプを実現。金属ホース代替) ◇薄型高性能ノイズ抑制シート「パルシャット」: 電子制御ユニット(ECU)ボックス(電磁波シールド効果を持った不織布。各種電子機器が発する電磁波ノイズを低減) ◇アクリル樹脂シート「デラグラス」: アームレスト(アクリル樹脂の表面に焦点を結ばせる技術。樹脂表面に直接、画像を表示できる) ◇DSP/ソフトウエア「Engine Sound Creator」: 車載システム (アクセル動作に遅れることなくリアルタイムで実際のエンジン音に非常に近い音を再生する) ニュースリリース参照 http://www.asahi-kasei.co.jp/asahi/jp/news/2018/ze180523.html |