2018年05月28日
アジレント、日本でのがん診断薬 適応拡大
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:アジレント・テクノロジー

アジレント・テクノロジー (本社:東京都八王子市、合田豊治社長)は28日、同社の「PD -L1」について、適応拡大が認められ、医師の悪性黒色腫患者の治療診断に利用できることになった発表した。

「PD -L1 IHC 28 L1 IHC 28-8 pharmDx 「ダコ」は、医師が患者に最適な 薬剤投与を判断するための補助となるもので 、ブリストル・マイヤーズ スクイブおよび小野薬品工業と共同開発した。日本では2016年に非扁平上皮非小細胞肺がん、17年には頭頸部がんで適応承認されている。

「ダコ」は 、未治療の進行期 悪性黒色腫患者において、 オプジーボ(一般名:ニボルマブ)および ヤーボイ (一般名:イピリムマブ)の併用療法もしくはオプジーボ単剤療法とヤーボイ単剤療法を評価した第3相試験で使用された。「ダコ」により測定された PD -L1 発現率は、 オプジーボ およびヤーボイの併用療法が検討される悪性黒色腫患者の治療にあたって適切な判断に役立つ可能性がある。


ニュースリリース
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1527494122.pdf