| 2018年05月30日 | |
| 昭電、ホテルの燃料電池向けに「使用済プラ水素」 | |
| 【カテゴリー】：経営 【関連企業・団体】：昭和電工 |
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昭和電工は30日、川崎事業所（神奈川県）で使用済プラスチックから低炭素水素を製造し、近く開業するホテルの燃料電池向けにパイプ供給すると発表した。同事業所ではアンモニア製造に必要な水素を使用済プラスチックを原料にして製造してきた。環境省も資源の循環利用技術として評価し、同省の実施事業に採択した経緯がある。 同社は今回、川崎市が推進する「川崎エコタウン事業」の一環として、さらに技術の利用を広げることにした。6月1日にオープンする川崎キングスカイフロント東急REIホテルの燃料電池向けに同水素を供給する。ホテルまでの距離は約5キロメートル。このうち4キロ分はコンビナート内の既存のパイプラインを使用する。残り1キロ分だけ延伸して ホテルへ直接配管供給することになる。ホテルの燃料電池は発電量は100Kwh。自家消費量の約3割を賄う規模という。川崎市が目指す「ゼロエミッション」実現に向けた大きな一歩となる。 ニュースリリース http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1527644680.pdf |
