2018年05月31日
経産省、4月の化学工業生産指数 0.8%低下
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:経済産業省

経済産業省が31日発表した4月の鉱工業生産指数速報値(2010年=100、季節調整済み)は、生産が前月比0.3%上昇の104.4、出荷は1.8%上昇の103.3だった。
製造工業生産予測調査によると、5月は前月比0.3%の上昇、6月は同0.8%の低下だった。基調判断は前月の「生産は緩やかな持ち直し」を据え置いた。

生産が前月比上昇した業種は、自動車、金属製品、鉄鋼業など全15業種のうち8業種、低下したのは電子・デバイス工業、電気機械工業、化学工業(除、医薬品)、プラスチック製品工業など7業種だった。

化学工業(除、医薬品)は、生産指数が前月比0.8%低下の105.7、出荷は2.9%上昇の99.3だった。在庫は0.7%上昇の113.2だった。生産は3カ月ぶりのマイナス、出荷は2カ月ぶりのプラス、在庫は5カ月連続の前月比増だった。

また、プラスチック製品工業は、生産が前月比1.4%低下の102.8、出荷は1.3%低下の100.5だった。在庫は1.1%上昇の118.2となった。生産、出荷とも3カ月ぶりの前月比減となった。