2018年06月15日 |
NEDO、AI技術の早期社会実装へ6テーマ、委託先決る |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:NEDO |
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は14日、AI技術の早期社会実装に向けた新たなプロジェクトして、6件の研究開発テーマ採択を決めた。生産性や空間の移動などの重点分野で、AI技術の導入期間を従来比10分の1へ短縮することを目指す。開発実施期間は2018~2022年度、予算総額は25億円の予定。 <採択テーマおよび委託予定先一覧> 【研究項目:1】人工知能技術の社会実装に向けた研究開発・実証 ■分野:プラント保全 ◇採択テーマ:AI活用によるプラント保全におけるガス漏洩の発見と特定の迅速化、検出可能ガスの対象拡大 ◇委託予定先:コニカミノルタ、神戸大学 ■分野:サプライチェーン ◇採択テーマ:サイバーフィジカルバリューチェーンの構築に関する研究開発 ◇委託予定先:産業技術総合研究所、株式会社ABEJA ■分野:土木建築 ◇採択テーマ:ロボット技術と人工知能を活用した地方中小建設現場の土砂運搬の自動化に関する研究開発 ◇委託予定先:東北大学、佐藤工務店、早稲田大学 ■分野:風力発電 ◇採択テーマ:人工知能技術の風車への社会実装に関する研究開発 ◇委託予定先:日立製作所、東京大学、産業技術総合研究所 ■分野:空間の移動(乗合交通) ◇採択テーマ:人工知能技術を用いた便利・快適で効率的なオンデマンド乗合型交通の実現 ◇委託予定先:株式会社未来シェア、産業技術総合研究所、NTTドコモ 【研究項目:2】人工知能技術の適用領域を広げる研究開発 ■分野:導入加速・仮説検証支援 ◇採択テーマ:AI技術導入の加速とスパイラルアップ技術に関する研究開発 ◇委託予定先:産業技術総合研究所、株式会社ABEJA |