2018年06月20日 |
5月の可塑剤需要、POPからDINPへの移行顕著に |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:可塑剤工業会 |
可塑剤工業会が発表した5月の需給実績によると、フタル酸系、アジピン酸系とも生産は前年を下回ったが出荷は前年並み水準だった。大手メーカーの定修が原因。フタル酸系可塑剤の需要は、欧州での塩ビ製電気製品に対する環境規制強化の影響でDOPからDINPに移行する傾向が顕著となってきた。 <5月の可塑剤需給実績>単位:トン( )前年比% ■生産 (フタル酸系) ◇合計 14,182 (82.5) ・DOP 9,039(82.4) ・DBP 72(133.3) ・DIDP 0(ー) ・DINP 4,558(79.7) ・その他 513(115.8) (アジピン酸系) ◇生産計 707 (90.6) ■出荷(国内+輸出) (フタル酸系) ◇合計 16,741 (99.5) ・DOP 8,223(93.9) ・DBP 43(66.2) ・DIDP 298(114.6) ・DINP 7,605(109.5) ・その他 572(72.6) (アジピン酸系) ◇出荷計 1,303 (102.1) ニュースリリース参照 〇生産 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1529465460.xls 〇出荷 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1529465460.xls 〇需給 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file3_1529465460.xlsx |