2018年06月20日
BASF、殺虫剤の新規成分、豪州・インドで登録取得
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:BASF

BASFジャパンは20日、農業用殺虫剤の新規成分Inscalis(インスカリス)が世界の主要市場としては初めて、オーストラリアとインドで登録を完了したと発表した。今後さらに米国、カナダ、メキシコ、中国、アルゼンチンでの登録取得を見込む。

この新規有効成分は、日本のMeiji Seikaファルマ(Meiji)と、2015年にノーベル賞を受賞した北里大学特別名誉教授の大村智博士が所属するグループが発見し、BASFとMeijiが共同で開発してきた。また、BASFは殺虫剤の有効成分、Broflanilide(ブロフラニリド)でもすでに米国、カナダ、メキシコ、インド、オーストラリア各国当局に書類提出しており、今後数年以内に世界の主要市場での登録取得に向けて準備中だとしている。

ニュースリリース

BASF、殺虫剤のポートフォリオを拡充
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1529470654.pdf

BASF、2018-2019年の自動車のカラートレンド予測を発表
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1529470654.pdf

再生可能原料を用いたBASFのディスパージョンが、日本ペイント社のプレミアム内装塗料に採用
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file3_1529474869.pdf