2018年06月21日 |
PS・SMの需要好調続く、5月実績・工業会 |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:日本スチレン工業会 |
日本スチレン工業会が21日発表した5月の生産・出荷実績によると、PSは定修の影響で生産が前年比マイナスとなったが、内需は今年3月以来3カ月連続のプラスとなった。SMは大型定修を終えて生産が回復。出荷は今年1月以来5カ月連続プラスと好調を維持した。 <ポリスチレン(PS)> 生産は57.8千トンで前年比3%のマイナス。1社1工場で定修があった。国内出荷は54.4千トンで2%のプラス。電機・工業用、包装用、雑貨・産業用、FS用のいずれも前年を上回る好調さだった。 <スチレンモノマー(SM)> 生産は184.8千トンで前年比16%の増加となった。国内出荷は125.6千トンで同3%、輸出は48.7千トンで同7%の増加となった。用余別では主力のPS向けやABS樹脂向けが堅調、合成ゴム向けは微減だった。輸出は48.7千トンで前年比7%増と回復した。 ニュースリリース http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1529568483.pdf |