2018年06月21日 |
J-TEC、白血病治療薬で名大・信州大から特許実施権 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング |
富士フイルムグループのジャパン・ティッシュ・エンジニアリング(J-TEC)と名古屋大学は21日、CD19陽性の急性リンパ性白血病(Acute Lymphoblastic Leukemia, ALL)の自家細胞由来治療薬の開発で、名大と信州大学が有するがんへの攻撃性を高めた遺伝子改変T細胞(CAR-T細胞)の低コスト製造技術について、J-TEC・名大・信州大の3者で特許ライセンス契約を締結すると発表した。 同技術は、名大・高橋義行教授(小児か教室)らと信州大・中沢洋三教授(小児医学教室)らのグループが共同開発した。新たながん治療法として注目されているCAR-T療法普及への貢献が期待できる画期的な技術。 J-TECは、同技術を用いて、CD19 陽性ALLを対象とした自家細胞由来の治療薬を国内で開発・製造・販売する独占的実施権を名大・信州大から取得する。名大と信州大は、J-TECから契約一時金、開発マイルストン、売上ロイヤリティを受け取る。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1529568773.pdf |