2018年06月25日 |
理研と富士通、ポスト「京」開発へ試作チップ完成 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:富士通 |
ポスト「京」を開発中の理化学研究所と富士通は、世界最高水準のスーパーコンピュータを目指して、CPU(演算ユニット)にはArmセットアーキテクチャ(ISA:Instruction Set Architecture)を採用し、実装したと発表した。さらに「京」で実現された高いメモリバンド幅と倍精度演算性能をより強化し、AIなどの分野で重要となる半精度演算にも対応するようにした。今回、このように設計したCPUの試作チップで初期動作を確認した。システム開発における重要なマイルストーンを順調にクリアしたとしている。今後、完成、共用開始に向けて開発を急ぐ。 |