2018年06月27日 |
塩野義製薬、新規抗インフル剤、FDAが優先審査 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:塩野義製薬 |
塩野義製薬は26日、同社が開発したインフルエンザ感染症治療薬バロキサビル マルボキシルについて、新薬承認申請が米国食品医薬品局(FDA)に受理され、優先審査の対象品目に指定されたと発表した。FDAの審査終了目標日は2018年12月24日。 バロキサビル マルボキシルは、従来薬剤とは異なりキャップ依存性エンドヌクレアーゼ阻害作用でインフルエンザウイルスの増殖を抑制する。日本では今年2月に製造販売承認を取得し、すでにA型およびB型インフルエンザ感染症剤「ゾフルーザ」(商品名)として発売中だ。 米国では米国子会社であるShionogi Inc.がFDAに新薬承認申請を行った。今後米国での開発および販売はロシュと提携して進める。日本と台湾での販売は塩野義製薬、それ以外の国での販売はロシュが行う。 ニュースリリース参照 http://www.shionogi.co.jp/company/news/qdv9fu000001d74m-att/180626.pdf |