2018年06月27日
石油資源 カナダ・オイルサンド 日量2万バレルに
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:石油資源開発

石油資源開発(JAPEX)は27日、カナダの子会社Japan Canada Oil Sands Limited(JACOS)のオイルサンド拡張開発事業が進み、ビチューメン(オイルサンド層から採取される超重質油)の生産量が日量2万バレル規模で安定生産操業に移行したと発表した。

JACOSは生産規模拡張のため、2013年2月からカナダ・アルバータ州ハンギングストーン(Hangingstone)鉱区で坑井掘削や施設建設に着手してきた。17年2月には中央処理施設が完成し、4月には操業準備を整えて最終段階であるオイルサンド層内への水蒸気圧入を行い、8月から本格生産操業に入っていた。

このほど直近1カ月間のビチューメンの日量生産量の平均が2万バレルを超えたことから、拡張事業は最終段階を終え安定生産操業へ移行したと判断した。今後は操業費や一般管理費、将来の設備投資削減などを通じて生産操業の効率化に努める。


ニュースリリース
https://www.japex.co.jp/newsrelease/pdfdocs/JAPEX20180627_Hangingstone_HEstableproduction_j.pdf