2018年06月27日
ロシュ新規肺がん剤併用療法「生存期間延長」示す
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:ロシュ

中外製薬の27日発表によると、スイス・ロシュ社は25日、進展型小細胞肺がん治療薬として開発中の「テセントリク」(一般名:アテゾリズマブ)について、第3相臨床試験(IMpower133試験)の最初の中間解析で、2つの主要評価項目である全生存期間(OS)および無増悪生存期間(PFS)に延長が認められたと発表した。

一次の「テセントリク」と化学療法(カルボプラチンおよびエトポシド)の併用では、化学療法単独と比較して患者の生存期間を延長させ、死亡リスクを低下させた。また安全性は、これまでに各薬剤で認められている安全性プロファイルと一致しており、本併用療法による新たな安全性シグナルは確認されなかった。
同試験の詳細内容は今後、学会等で発表する予定だとしている。


ニュースリリース
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1530089623.pdf