2018年06月29日
経産省、5月の化学工業生産指数 横ばい
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:経済産業省

経済産業省が29日発表した5月の鉱工業生産指数速報値(2010年=100、季節調整済み)は、生産が前月比0.3%低下の104.4、出荷は1.6%低下の101.4だった。
製造工業生産予測調査によると、6月は前月比0.4%の上昇、7月は同0.8%の上昇だった。基調判断は前月の「生産は緩やかな持ち直し」を据え置いた。

業種別にみると、輸送機械、鉄鋼業、非鉄金属工業など15業種中6業種が前月比低下し、電子部品・デバイス工業、プラスチック製品、繊維工業など8業種が上昇した。化学工業は横ばいだった。

化学工業(除、医薬品)は、生産指数が前月比0.0%と横ばいの105.7、出荷は0.8%上昇の100.1だった。在庫は0.4%マイナスの112.7だった。出荷は2カ月連続のプラス、在庫は6カ月ぶりの前月比減だった。

また、プラスチック製品工業は、生産が前月比1.5%上昇の103.7、出荷は1.8%上昇の102.0だった。在庫は0.4%低下の116.9となった。生産、出荷とも2カ月ぶりの前月比プラスとなった。