2018年06月29日 |
日立化成、産業用鉛電池に不適切検査データ |
【カテゴリー】:環境/安全 【関連企業・団体】:日立化成 |
日立化成は29日、名張事業所(三重県名張市)で生産している産業用鉛蓄電池の一部製品に不適切な検査データ記載事実が判明したとしてこれまでの経緯や今後の対応について発表した。 それによると、対象製品は産業用鉛蓄電池の一部製品「制御弁式据置鉛蓄電池MSE、MSJシリーズ」で、用途は非常用バックアップ電源。工場施設が停電した際などに使用される。2011年4月から18年6月にかけて同工場で生産していた。対象製品の数は約6万台で、顧客数は約500社。安全性には問題はないという。 同工場は旧新神戸電電機の工場だったものを2016年1月に日立化成が吸収合併した。 同社は再発防止のため外部の専門家等で構成する特別調査委員会を至急設置し、原因を徹底究明する。 ニュースリリース http://www.hitachi-chem.co.jp/japanese/information/2018/n_180629ld8.html |